津波により被災した沿岸部の人達がつくる海産物や支援グッズなどを販売しています。

震災から1年以上経った今でも、工場の再建がなかなか進まず、手作業で海産物の加工を行いっている方たちがいます。

仮設住宅に暮らす人たちの中には、働いていた職場が被災し、職を失った方も数多くいます。沿岸部で必死に生きている方たちを応援したいという、北上市本通り商店街の想いから生まれたアンテナショップです。

「三陸きずな商店 支援者の会」では、生産者と消費者の意識の差を埋めるため、生産者が消費者から直接意見を聞ける場を提供しています。

「売れる商品を作ること」「新しい三陸の商品開発」に消費者が参加できる取り組みを行っています。

再開した生産者が長く雇用を維持できるよう、また全国の皆さんに「岩手の素敵な商品」を届けるため、消費者目線からの声をお寄せください。

三陸の復興が見える店

店内の商品は、資金力や宣伝力を持たない小さな事業所の商品が主です。

内陸では感じることの少ない沿岸部の現状を消費者の皆さんに知っていただくと共に、少しずつ商品の種類が増えていく店内をご覧頂き、三陸の産業が復興していることを肌で感じていただけたら幸いです。

故郷の町を、大切な家族や友人を失いながらも必死に立ち上がろうとしている人たちの今を伝えていきたいと思います。

三陸きずな商店では、個人の支援者の集まり「三陸きずな商店支援者の会」と、三陸の生産者、そしてスポンサー企業が集い、消費者の目線から魅力ある商品についてディスカッションを行い、商品の販売と共に、復興の風が吹いていても吹いていなくても、将来にわたって売れる商品の開発支援を行っていきたいと思います。

ご支援いただいているスポンサー企業、個人の支援者の皆さま、そしてボランティアスタッフの皆さんと共に、沿岸被災地復興のお手伝いをさせていただきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

三陸きずな商店