PN2010071901000472_-_-_CI0002-small
阪神が首位巨人に0・5ゲーム差と肉薄した。
5月2日以来となる首位浮上が目前だ。

 痛めた右肩にはまだ、不安を抱える金本のアニキ。
首脳陣の間では当初、休みを挟みながら先発出場させる案が出ていた。2試合先発が続き、当然、ベンチスタートの案が出た。だが、金本は先発出場を直訴した。直前に打ったファウルで本来の形に戻ったなと思った。これからもやってくれると思う」と、先発復帰3戦目でマルチ安打を記録した金本の復調に太鼓判を押した。

 金本の一振りから息を吹き返した打線は、終盤の3イニングで11得点の猛攻。今季リーグトップとなる26度目の逆転勝利で、再び首位巨人に0・5差と接近した。「首位とか2位とかじゃなく、とにかく1つでも多く貯金を作って後半戦に臨みたい」。真弓監督はしっかり手綱を締めたが、信頼を置く男の一打で逆転劇を収めたチームの力には、確信を得ている!