2011年04月
今日は沿岸地域・釜石にボランティアカットが実施されることになりました!
美容組合に災害ボランティアセンターやNPOからの要請があり、あまりボランティアが入ることの出来ていない所を中心にチームを編成して行って来ました!
私は平田地区の旧白浜小学校へ行って来ましたが、凄いです!
言葉になりません!
震災から1ヶ月以上経ちましたが、幹線道路だけ辛うじて瓦礫を撤去してありましたが、それ以外は手付かずでこの先に避難所があるのか?と思うほどでした!
釜石支部のビバヘアデザインの片桐さんの手配でシャンプー出来る所を確保できたのど施設まで移動する手はずでカラーをしたい方々にも対応出来るようになり喜んでいただけました!
やっとカットできたと涙を見せる方もおり、我々の方が勇気づけられる場面もありました!
自治会長さんが避難所以外にも車で放送して回ってくれていたので、たくさんの方々が心待ちにして集まってくれました!
カット38名+カラー18名という大忙しでたくさんの笑顔が見ることが出来て良かったです!
その後、釜石支部の美容師さんへの支援物資として、ハサミやクシ、タオル、ドライヤー、クロス、スプレイヤー、シャンプーなどを届けました。
まだまだ少ないですが、大切なのは1日でも早く日常を仕事を取り戻すこと!
釜石支部の方々の目を見て復興への力を感じました!
がんばろう日本!
神戸で阪神大震災にあった美容師安井秀治さんのブログ記事です。
実際に震災にあった経験から、どんな援助やボランティアがありがたいのかなど、書かれています。
長いですがぜひご一読下さい。
<<<以下、ブログよりコピペです>>>
東日本大震災の被災地へのボランティアを考える人も多いかと思います。
案外難しいのがこのボランティアです。
僕たちが被災した時を思い出してみると、なお、人を助ける事の難しさを感じます。
たとえばテレビを見ていると被災地のかたがたへのインタビューだと
「毛布が欲しいです」
というコメントが多いです。
当然、「毛布を差し上げたい」と思われる方も多いと思います。
しかし、なぜ被災地に毛布が不足しているのかというと、もちろん、津波で無くなったからという理由が一番ですが、もうひとつ「運び込む事が間に合っていない」という問題があるわけです。
同じ寄付でも、
「貧しい国に寄付をする」のと「被災地に寄付をする」
のでは、やり方がぜんぜん違うのではないでしょうか。
毛布を宅急便で送って普通に届くくらいなら誰も毛布に困らないわけですし、市役所に衣類を送って簡単に分配できるくらいなら、衣類に不足している人もいません。
「物資を運ぶこと」自体が間に合わないのですから、わざわざ「行く」というのは物資を運び込む車の邪魔になるだけです。
それに実際、陸続きの被災していない街から、行政や業者が必死になって生活物資を運ぶのですから、食料や衣類が行き届くのにそうも時間はかかりません。
現に阪神大震災のときも、ほんの数日で食料は集まりましたし、餓死した人はいなかったと思います。
僕らが被災したときも、せっかく送っていただいた救援物資は、通常のスーパーなどで何でも普通に売っている状態になってから、やっと配られました。
僕の家のドアノブに配給された物資が吊るされてあり、紙おむつや、ナプキンなど僕には必要のないものがたくさん入っていました。
その頃には、もうスーパーで普通に売られているわけですから、わざわざ隣近所に配るのも変だし結局、水がなくて雑巾をあらえなかったので、それらの物資は掃除用具として利用するしかありませんでした、
しかしせっかく送ってもらった「人の善意」で床を拭く、というのは何とも罪悪感を感じたりしたものです。
では、現地に行って「何かができるか」、ですが、
まず、理解していただきたいのは、被災者全員が怪我をしているわけではありません。
単に「力仕事を手伝う」とかなら、被災者自信で出来る人がたくさんいるのです。
その元気な方でさえも「食料を確保し、寝どころを確保し、トイレを確保し、風呂に入る」
事に一苦労しています。つまり「行っても仕方ない」のです。
現地に行ったボランティアが「食事をし、どこかで睡眠をとり、トイレに入る」のなら、それ自体が邪魔になって仕方ありません。
結局現地に誰かがむやみに行っても、「困っている人が1人増える」だけにすぎないのです。
行く事で感謝されるのは「医師、看護士、介護士」など、特殊な技術を持った人に限られるでしょう。
そういった技術がある人で、時間に余裕のある人は、ぜひ行ってあげたほうがいいでしょう。
きっとけが人、病人、ろくな手当てが受けられない方がたくさんいらっっしゃいますから。
もっとも、そういった職業の方は普段から怪我や病気の人を助ける事に追われているわけですから、現地にいける方は限られているとは思いますが。
美容師が行っても邪魔です。どうせ設備が無いのですから、髪を切る以外できません。それに現地には、怪我もなく、倒壊して店が無くなった美容師がたくさんいます。
「無料で髪を切ってもらえた人」にはお礼は言ってもらえるとは思いますが、その美容師がどこかで食事をし、トイレに入り、睡眠をとるのなら、全体的に見れば邪魔でしかありません。 数人の髪がスッキリするメリットとは全く割に合わないのです。
もし「サロンのPRになるから行きたい」という美容師がいるなら、食料やトイレが安定した、もっと落ち着いた状態になってから行けばよいでしょう。
ただし、そのときに髪を切って差し上げる対象は絶対に「お年寄りや子供、体の不自由な人、お金が全くない人」に限定すべきです。
なぜなら被災地の美容師も復興しなければならないからです。
被災地の美容師はお客様集めからやり直しなのですから、外から入った美容師「ボランティア」と称してが現地の美容師の仕事を奪うのは、単に営業妨害であり、現地の美容師の復興の妨げにしかならないからです。
被災当時、外部からやってきて、避難所を巡回しては健常者の髪を切っているボランティアを見て、「はやく出て行け」としか思いませんでした。
「こんなことして店の宣伝でもしたいのか」
というのが率直な感想でした。テレビやら新聞で「サロン名」が取り上げられたいからボランティアをしているサロンも、絶対にあったと思います。
繰り返し申し上げますが、ボランティアがやりたい美容師は絶対に「普通に美容室にいけない人」だけを対象に行ってください。
被災地の美容師には復興が必要なのです。邪魔しちゃいけません。
現地の美容師は今後の生活に不安を抱えるのは必至ですから、
自分のサロンのことだけを考えて災害に乗じた売名行為は至って「アンフェア」です。
特に大手にありがちな「宣伝第一」の偽善サロンにはこのことを強く訴えたい。
全国的に資金力のある美容室が、むやみにボランティアして回ったり、料金を格安や無料にすることで、地元基盤の美容師が壊滅的打撃を受けます。
しかしマスコミはそれを「美談」としてとりあげるでしょう。
しかし全国規模のサロンは、他の地域にも資金力があるので被災地の料金を無料にして話題集めをしても、スタッフに給料を支払えるのです。
現地のサロンの多くはやむなく同調して倒産したり、廃業する羽目になるでしょう。
せっかく建物が無事だったサロンまで倒産するのです。
「わかっていて」そういったPRをするサロンは残念ながら現れるでしょう。
結局、今、我々が、何かを送ったり、行ったりする事が特に何の役にもたたない、これが現実です。
今は、生きるので精一杯の被災者ですが、もう数週間もしないうちに「これからどうするのか」という現実に直面する事になるでしょう。
僕らも最初は「生きているだけで満足」でしたが、あっという間に次の問題に直面します。
特に、テレビで放送される「被災地のニュース」が減ってきたあたりから、違う問題で人々が困りはじめます。
結局いくらあっても困らないのは「現金」です。
これだけ多くの方が被災すると、義捐金を分配しても1人あたりが受け取るお金はすごく少なくなるでしょう。
阪神大震災でも、家が全壊した人が受け取った義捐金の分配金がわずか「20万円」。
ローンを組んで家を建て直さなきゃいけないのに、20万円なんてぜんぜん足りません。
今回の災害は阪神大震災より範囲が広く、被災者の数が半端ではありませんから、我々が必死で寄付をしてもぜんぜん足りないでしょう。
被災者は、何の責任もないのに、自分の労力と自分の資金で生活を立て直さなければならないのです。
僕らが被災したときも外部の人は、僕らが被災して数日間は「強い関心」をもってくださいましたが、1ヶ月たつと、皆、無関心になっている印象でした。
じっさい、関西以外では「被災地のニュースはほとんど流れていない」という噂でしたし。
人々は、家が潰れる映像には興味を持って反応しますが、「徐々に復興しているニュース」ではおそらく「視聴率」が取れないのでしょう。
でも被災者はこれからが大変なのです。
本当に「助けてあげたい」と思うなら、お金を寄付するのが一番いいのではないか、と僕は思います。
同感です。貴重な言葉です。
僕も兵庫県尼崎出身です。阪神淡路大震災時、東京に居ましたので震災時の恐ろしさはわかりませんが
実家は被災し、今回は地震の恐ろしさを感じました。
教訓という言葉がありますが、こういった被災者の方々の教訓を活かさなくてはなりませんし
後世に教訓を残していかなくてはならないと思います。
今日は盛岡にて北海道東北ブロック青年部会議が行われ出席してきた!
震災前から予定していた会議でブロック事業やヘアーショー、新規組合員募集についてを話し合う予定でした!
しかし、震災をうけ議題を復興支援をメインに青年部の仲間で何が出来るのか?
を話し合う場となった!
岩手県や福島県など被害状況が報告され実際にテレビで見る映像と違い想像を絶する現実があること。
福島原発の状況
過剰に反応し風評被害を受けているが正しい情報を把握してもらいたいと話しがあった。
そして、仲間の為に今必要なことはボランティアカットで多数駆けつけることではなく、ハサミやクシ、ブラシをすぐに使える状況で提供し仕事が出来る環境に一日も早く戻すことが重要だと確認しあった!
今日は300丁ほどのハサミやクシ、クロスなどが集まり、沿岸の各支部へ振り分けられ来週までに届けることになりました!
久慈支部、宮古支部、岩泉支部、山田支部、釜石支部、大船渡支部へ
提供していただいた美容師さんありがとうございました!
北海道東北6県はもちろん愛知県や三重県などからも支援協力の声があり
これからも引き続き、西日本の青年部とも連絡を取り合い宮城県や福島県へも届けて行きたいと思います!!
■シザーズ・プロジェクト
分かりやすく言うと「中古のシザーを被災した美容師に届ける」というものです。
家や店が流されたり、ハサミなどの道具が海水に使って仕事が出来ない美容師が数多くいます!
そのためシザー(ハサミ)を一日も早く被災地に届けたいという事で、皆さんの使わなくなったシザーの提供をお願いする次第です。
尚、必用な物はシザーに限りません。
通常営業に必要なブラシ、刈り布、ダッカールなどカット用の小物や、ハンドドライヤー、アイロンなどのセット用ツール、ロッド、ペーパーなどのパーマ用のツールなど、大概のもの全てを被災地では必要としています。
もちろん使用可能な物に限ります。
■ハサミは早急に必要です。
■集める方法
窓口は私が取りまとめますので郵送で送っていただければありがたいです。
ただしそれらにかかる費用は、自己負担となりますのでご了承ください。
仲間の美容師の為にご協力を宜しくお願いします。
ヘアーアミューズ
高橋 友行
0197-65-3358
〒0240094
岩手県北上市本通り1-5-28
関東や関西では馴染みがなく、教習所以外は事故らない限りタイヤ交換することないですよね!
東北では雪が降る前と後の年に2回はタイヤ交換しなくてはなりません!
また、震災で壊れた、電話や空気清浄機や電子ポット、エンジンスターターを買い物に行きガス屋さんに日用品の買い出し
夕方からはPTAの専門委員会と運営委員会に出席
新役員さんの顔合わせと役割分担、本年度の事業計画について話し合いました!
昨日は本校PTAにて沿岸への救援物資(子ども用の靴、長靴、スクールザック、入学式用の服)などを集めて送りました!
今後は本やノート、文具を集めて釜石などの小学校に送ります。
すっかり油断していて携帯の充電も忘れ、救命バッグも不十分な中、余震がきた!
やはり夜の地震は恐怖で爆睡で俺だけタイミングが遅れた!
しかし、ドアが歪み開かない!
蹴り上げて外へ
また、子どもたちの上着や靴下を取りに部屋の中へ
泣き叫びながらカミサンが早く出て!と…
カミサンの実家へ避難
そんな時、兵庫県の親友からのメール
しかし懐中電灯も携帯も電池切れで消えてしまいました!
今日、荷物が届きました!
かつて高校の軽音楽部の親友
じゃまとおみつから
救援物資が届いた!嬉しくて涙が出た!
岩手県でなかなか手に入らなかった単一電池や携帯の充電器、やかんや食糧など
心温まる物資だった!
カミサンや子どもたちから「優しいね〜!いい友達を持ったね!」と言われまた涙
最近は枯れることなく涙が出てばかり…
歳を取ったかな。
本当にありがたいです!!
また明日への希望を持ち復興を信じ頑張ることができそうです!!
ありがとう!じゃま&おみつ
よく報道番組で放送されていましたが…
ご自身も大津波の恐怖を感じながらも、アナウンスし続けてくれたおかげでたくさんの方が救われ、未希さんの声を聞きながら、高台に避難することが出来、命を救われた方々から「天使の声」と言われているそうです!!
しかし、その声を聞きながら逃げることになった、ご両親はつらかったとお察しします!
人の役にたち、また人の命を救った愛娘さん。
誇りに思うと同時に早く逃げて…と
代われるものなら代わりたいと親なら誰しも、そう思います!!
未希さんは今年、結婚も決まっていて嬉しそうにドレスを選んだり披露宴の準備をしていたそうです。
未来に希望をと名付けられた未希さん
誰にでも出来ることではありません!
未希さんのご冥福をお祈り申し上げます!
避難所からは21名のカット希望者があり、この日をとても楽しみにしていてくれてたそうです!!
食事と入浴が提供されている施設ではありましたが、一度ショッピングセンターに生活必需品の買い物にバスで行っただけでストレスが溜まっている状態のようでした!
思い出す津波の恐怖、家も流され今後の不安に気が休まることがなく辛い毎日
実際、カットはしてあげているものの心のケアどころか、話しをするのも大変でした!
逆に笑顔を見せてくれ「ありがとう〜!」と言っていただき励まされました!
私が担当した方は大槌の副町長の奥様だったらしく、ご主人は陣頭指揮のため離ればなれに…
カラーもしたいようですがカットでも出来て良かったと喜んでいただけました!
あゆみさんの担当した方は40年通った近隣の美容師さんが店ごと流されたと泣いていたそうです!!
この日は美容師もたくさんの方々が集まってくださり最後は涙で言葉になりませんでした!
感謝です!!
今回、美容組合北上支部の深澤支部長は県の副理事長でもあり、北上副支部長の私に活動を一任いただいたので
ボランティアカットを実施するにあたり沿岸で大変な思いをしている美容師たちの気持ちを考えて北上の避難所の方々を対象に活動をして来ました!
でも、まだ足りない。
たくさんの尊い命が奪われ、たくさんの被災者の方々が先の見えない状態で不安を抱えている。
カットぐらいしか出来ない自分ですが、生かされている命
長い戦いになるこれからの事を見据えて考えて行動して行かなくてはと思います!!
久しぶりになります!裕美子のリクエストで焼き肉の新香苑に行って来ました!
新人 伊藤 海南恵(かなえ)は後日、紹介しますが…
人見知りしない元気な女の子です!!
ヨロシクお願いします!!
こんな大変な時に歓迎会と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、こんな時だからこそ、この歓迎会ができる意味
無事に仕事ができる意味
生かされていることの意味を考え
感謝を忘れないで欲しいと伝えました!
技術者として一人前になるのは容易ではありません!
厳しい時からのスタートが彼女や我々にとっても大きな励みになると思います!!
また、これからもしっかりと地元の店を使い、地産地消で経済を活性化して行かなくては街はダメになってしまいます。
無駄使いはいけませんが、大切にお金を使い復興していかなくてはならないと思います!!
がんばろう岩手!
がんばろう日本!