アジア大会男子で得点王となった福岡大FW永井謙佑(4年)が29日、母校で記者会見し、「むちゃくちゃ、うれしかった」と喜びを語った。
初戦の中国戦で得点して勢いに乗ったと振り返り、5得点には「スピードは通用したが、体のぶつけ合いで踏ん張れない場面もあった」と、収穫と課題を挙げた。
同席した福岡大の乾真寛監督は「最後までGKを見て、しっかりコースを狙えるようになった」とまな弟子の成長に目を細めた。
注目の進路については、浦和、F東京、名古屋、神戸の4クラブに絞ったとみられ、「選手として、人間として成長できるところに行きたい」と永井。アジア大会中にプロA契約の対象となる条件を満たしたため、獲得希望クラブに条件の再提示を要請しており、学生最後の大会となる全日本大学選手権(12月18日開幕)までに決定するという。
ロンドンオリンピックも楽しみです。